« 平生のきざみ | トップページ | 線香の煙 »

あらためて、ことさらに

今日はセンター試験です。うちの息子も受験生なので、朝は駅まで送りました。

前記事ではやさしい・しんらん予備校井上さんの「今の身心の状態(本当のこと)を生きて下さい」がすんなりと心

に入ったと書きましたが、井上さんの文章で、またすんなりと心に入ったところがありました。

「『自然法爾章』は、わたしの聞法を導く重要な文言でしたが、この「自然法爾の事」の「はじめて」とは、どういう意

味合いなのかと、長く考えていました。わたしは、「はじめから・もともと」と理解したいと常々思っていましたが、た

またま書店で見つけた本願寺出版社発行の『浄土真宗聖典』の「親鸞聖人御消息一四」(七六八ページ)には、

「はじめて」とは「あらためて。ことさらに。」と註がしてあったのです。なるほど、やはり聞法の要点は、「あらため

て、ことさらに、はからわない」ということかと、深く納得がいったことです。わたしは、「すべて、ひとのはじめて、は

からはざるなり。このゆゑに、他力には義なきを義とすと、しるべしとなり」を、「そのまま・あるがまま」と理解しまし

た」

ここの「聞法の要点は「あらためて、ことさらに、はからわない」、「義なきを義とす」を「そのまま・あるがまま」と理

解しました。がすんなりと入って来ました。

鬱陶しい亭主さんの記事に「心を弄り回すのをやめるのがキモです。心は沸くように沸かせておく。このあたりの

機微を感じ取っていただきたいのです。」

もすんなりと入りました。

「あらためて、ことさらに、はからはない」「義なきを義とす(このやり方で、のないところを正しいとする)」から言う

と、「どうすればいいのか?」「自分の心を観察しなさい」も義となります。

すでに観察している、見えている、自分が気付く前から、すでに見ていた、観察していたとなります。

では、「心は沸くように沸かせておく」はどうかと言いますと、「そうか、沸くように沸せてみよう」ではやはり義と

なりますので、すでに「沸くように、沸かせている」となります。

では自分がすることは・・・前ブログに書きましたように「「平生業生とはよく聞きますが「きざみ」です。刻みです。

平生の、日常の刻みです。一刻一刻、一秒一秒、一瞬一瞬です」であり、

その一瞬を守り「なにものにも思いを寄せず瞬時瞬時を切り落としていく努力、今に遅れない努力でした」井上さ

ん、の努力をすることです。

亭主さんの「心を弄り回すのをやめるがキモです」がこれと同じ意味になると思います。

少し聞法をすれば、フトした瞬間に「認識出来ている状態」を体験します、それが「「あらためて、ことさらに、は

からわない」「義なきを義とす」であり「すでに沸くように沸せている」状態です。???でも、そうです。

後は、その状態の維持をする努力だけです。

「沸くように沸かせる」を、どうすればとか、こうやれば、とか考えないで、その今の自分の状態でいることが、すで

「沸くように沸せている」ことになります。あらためて、ことさらに、沸くように沸せるとは?と考える必要はないと

うことになります。

自分には訳が分からなくても、え?!「でも、沸くようにって?!」と思っても、その思いが、すでに沸くように湧い

ている思いだと言うことです。すでにすべて手遅れの状態です。

私の場合は、書かれていることに合点が行った、と、まだ頭で処理している段階で、それを体験的に分かった訳

ではありませんが、最初の頃のように「見てやるぞ!!」とではなく、今の自分のままを生きようとしている、そのま

まが、「見ている」であり「観察する」であり「そのまま・あるがまま」であると理解した、と言うことです。

理解したと言っても、その実行はた易くはありません。まだまだ、刻みから遅れますし、すぐに、心を弄り回してし

まいます。ここの努力の継続です。

ここを井上さんにメールしました、

「この数日感じますのは、そのまんまが脳ミソの働きのまま。と言うことです。平生の刻み、にさえいれば、我が様

子は、まてよ が出ても、脳ミソの働きのままとは?が出ても、そう思ってることすべてが、すでに脳ミソの動きのま

まになっていると言うことです。しかし、それを完全に体感したのではなく、何か操作が出来ると思っている我がい

るのですが、その様子が、すでに脳ミソの動きのままなのだと思えるようになって来たと言うことです。井上さんの

ホームにありますように「『はじめて』とは『あらためて。ことさらに。』」・・・聞法の要点は、「あらためて、ことさら

に、はからわない」・・・他力には義なきを義とすと・・・理解しました」  この感じです。継続です」

井上さんからは

いいですよ。「縁」にまかせて、そのまま・あるがまま

だけです。どんな事を思うとも、また、その自分をながめていようとも、捨てて

いく事です。常に新しく、新しくしていけばいいのです。湧いたことは、捨てて

捨てていく事に専念ですね」

と返信がきました。

心を弄り回さないとは、頭の風通しを良くする(井上さん)でもあります。

継続します。

|

« 平生のきざみ | トップページ | 線香の煙 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/565902/50603433

この記事へのトラックバック一覧です: あらためて、ことさらに:

« 平生のきざみ | トップページ | 線香の煙 »